

先日のブログを、大変お世話になっている某編集部の方にとり上げて頂きました。
ので、撮影に関して少し。
サロンワーカーを中心している方々も、今では当たり前に作品撮影を行っていますね。
美容師それぞれに考え方が違うと思うし、何が良いとか悪いとかの話ではなく、
自分が今まで色々な媒体で作品を提案させて頂いた経験上の話です。
自分が頭の隅で、いつも心がけている事は、
自分が提案する物は「作品」なのか?「商品」なのか?を先ず考えます。
勿論、その媒体によってそれは異なった判断になりますが、
どんな媒体でも、広告でも、美容専門誌でも・・・
自分にお仕事を頂いている意味を先ず考えます。
それは、自分は何を求められ、少なからずとも何を期待されているかを考える事です。
それが「作品」としても「商品」としても。
ですから、どの媒体でも、広告の撮影でも、
そのお仕事を頂いた時点で、誰かが、いろんな場面で携わり、
最終的に一つの形を創り上げる過程があり、
一美容師が、あーだのこーだの、俺のテイストが、わたしの世界観が・・・
等と言っていると、チグハグな仕上がりになってしまいます。
いつの時代からか知らないですが、雑誌には美容師の顔写真が掲載されるています。
本来美容師はもっともっと裏方な存在なんじゃないかと思います。
裏方と言っても、女性を素敵に見せる影の大切な屋台骨として、
無くてはならない役割です。
だから、目立つ事を主とした目的や、変わった事をする事が我々の仕事じゃないはず。
そういった意味でも、ヘアデザインが独り歩きしたものではいけないし、
本当の似合わせというのは、図形的に優れているものよりも、
女性像として溶け込んでいるものの中で、デザイン的に計算されていたり、
テクニック的に新鮮さがあったり、時にはヘアデザインがよりその人の魅力を引き出したり・・・
顔の上に乗っかっているだけの自己満足な置物を創りだして満足しているようでは、
結果、それを見た人に評価をされないし、サロンワーカーとしてはファンは多く持てない。
だから私達は、モデルさんだろうが、お客様だろうが、そんなものは関係なく、
裏方としての気持ちを忘れないで髪型創りに取り組んでいかなくてはいけないと思う。
優れているサロンデザインは、一般女性誌に限っては必ずイコールで繋がる。
それを信じているので、サロンで支持されていない人の作品に真意はない。と思う。
それは自分の尊敬する師匠の一人から教わった大切な事でもあります。
これから人に沢山評価されたいと思っている美容師の方々。
「答えは全てサロンにあります。」
形を考える前に、目の前の人を考える。
何時もそこの基本に帰れる美容師が、何時までもクリエイション出来る美容師になる!
そう自分は思っています。
だから、毎日の自分の仕事が完璧に出来ない事に苛立ちも感じるし、不甲斐なく感じます。
自分が入れた鋏が、まわりまわって誰かのハッピーに変わって行く。
そんな大げさな仕事に見えないけれど、見えない事にこの仕事の醍醐味がある。
そう自分は思います。
と言いながら、アーティスティックな仕事に憧れてもいるのですが、
今の自分達にはここまでしか出来ていません。
もっともっと頑張ろう!rivage!
rivage | March 6, 2010 10:26 PM | permalink
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